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Channel: 現場にアタック – TBSラジオ FM90.5 + AM954~何かが始まる音がする~
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金曜日恒例サラリーマンの声 社内賞罰を受けたことがありますか?

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横綱・白鵬が【けん責】処分を受けました。白鵬の師匠・宮城野親方はそれより重い【報酬減額】。親方は監督責任を問われました。日本相撲協会の懲戒処分が出たわけですが、【けん責】や【減額】はサラリーマンの世界にもあります。一般的に、軽い順に【戒告】【けん責】【減給処分】【出勤停止】【降格】【諭旨解雇】【懲戒解雇】とあります。そこで・・・。

「森本毅郎・スタンバイ!」(TBSラジオ、月~金、6:30-8:30)7時35分からは素朴な疑問、気になる現場にせまるコーナー「現場にアタック」、4月26日(金)は、金曜日恒例のサラリーマンの声。レポーターの近堂かおりが『社内賞罰を受けたことがありますか?』というテーマで、街でみなさんのお話を聞きました!

 

社内賞罰を受けたことがありますか?http://radiko.jp/share/?sid=TBS&t=20190426073225

radikoで放送をお聴きいただけます(放送後1週間まで/首都圏エリア無料)

 

★賞を受けたことありますよ!

●「賞は受けたことありますけど、特許賞とか。イイ特許を書いた、それが事業に繋がった。私はグル―プの中の1名なんですけど。賞金としては50万くらいもらえますからいっぱい飲みに行けます。」
●「何かしらの賞はあるけど、プロジェクトやってそれが成功したとかね。何賞っていうんだろうね?だってほら、別に金銭貰えるわけじゃないから、大してそんなね。こんな盾貰ったってしょうがないじゃん、邪魔だし。」
●「賞かな~。社長賞とか色々、年間ではあるので、ま、業績を上げたという。あれも毎年1人貰うんで、あまり何もない時に貰えちゃうってこともあるんです。そういう時に貰ったことはある。グループでとかね。あんまりウチは現金で賞が出るわけでもないし、グループで飲み会が出来るくらいの賞なので。ま、貰ったほうがいいですけど、いらないのが大きな賞状が出るんですよ、もう邪魔になるしね。一緒に貰った仲間は新品の額だからって売りにいったら100円だったって。」

賞罰の【賞】を頂いた方々。ありがたい話なのに、盾やら賞状やらが邪魔だと。最初の【特許賞】の方は、割と最近のお話。特許を書いたということは、何かを開発したということ。すごいですね!それにしても、イマドキ、賞金50万とは!!グループで頂いた賞だ、ということですが、社員のやる気も上がりますよね!

★罰・・・受けました

一方、罰もありました。

●「降格がありますよ。業績が悪ければ降格がある。私なんかは子会社の一番トップにいたから2年連続赤字を出したら普通はクビだけど、なんとか降格でもちました。2期連続赤字出していれば一番上にいる人間の責任って形になるから当然でしょ。」
●「罰はある。減給、2回くらい。クビにはならなかったけど。1つは部下が社内工事の時に転落して一か月の入院。僕は上長だったから責任を。もう一つは運送会社が製品を落下したまま、高速、首都高を走り去って荷物を置き去りにした。製品だから会社の名前が入ってますよね。その製品を造る担当の部長をしていたのでやっぱり責任。」
●「ありますよ。会社に、上司のOKを取らないで進めて、後で言われて罰則を受けた。降格。課長だったんだけど、部長がいるんだけど、それ飛ばしちゃってやっちゃって、後で部長からクレームついて、会社から、見せしめだよね。課長代理になっちゃった。3か月くらい。まあね、ルールがあるからしょうがないです。」

【降格】や【減給】なんて、結構、重い処分が出たんですね。最初のお二人は宮城野親方のように監督責任を問われた形。最後の方は、部長と合わなくて、部長を抜きにして仕事を進めた結果、見せしめの処分が出たわけです。縦のルールを無視するとこうなるよ!という見せしめ・・・。なんとなく、部長も器が小さいな、と思わなくもないですが、組織の一員ですから、仕方がないですね。

★賞罰なし!普通にサラリーマンしてますから

そして、一番多かった声です。

●「なにもないですね。ただ、普通に過ぎてきただけですから。ごめんなさいね。」
●「いや、ないです。褒められたことも嫌われたこともないです。普通にサラリーマンしてます。」
●「ないです。普通です、普通にしてます。」
●「ない、何もないよ。賞はもちろん、賞は悲しいかな、ないけど、罰もないよ。こういう人の方が僕は多いと思うよ。そういう当たり障りのない人間の方が多いと思うよ。」
●「ないね。そういう風な派手にやらないから、人知れず静かに佇んでるからね、そういうことはないの。隅の方にね、だから上にあがらなくて日陰で育ってきたから、そういうのないのね。ある人にはあるんじゃない?やっぱり派手じゃなきゃ出来ないから。地味な人にはないよ、やっぱり、派手な人しか出てこないじゃない。」

そうですよね。普通にサラリーマン生活を送っていたら、賞罰には出会わないものですよね。いわば、可もなく不可もないサラリーマン人生。賞を貰うにしても、罰を受けるにしても、そんな人はある意味、目立つ人・派手な人。目立たず地味に粛々と仕事をしてきたわけです。それもまた一つのサラリーマンの在り方です!

★作文力・演技力・逃げ足??イイ加減にね!

そして、最後にこんな声がありました。

●「昔はね、優秀だったからね、ないことないよね。いや、賞罰はないね、ハッキリ決まったやつはね。賞はね、なかなかくれないよね。ほら、サラリーマンって並んでるからさ。基本、並んでないと困るの。誰かが飛びぬけるとダメなの、叩かれちゃうからね。一律並んでるほうがなんとなく管理がしやすい。若くして伸びるとダメだよね。そこそこになって伸びたらいいけど。(罰の方もないですか?)大丈夫、全部、隠したから。観えなければ罰にならないよね。だって、ちゃんと言い訳すればいいわけ。理由がある、僕の中ではね。要は屁理屈が大事なの。後、どれだけ作文できるか、人間に必要なのは作文力ですね。あと、臆面もなく言える演技力、後は逃げ足ね。罰ね、なかったから免れたんでしょうね。ちょっとスネに傷は多いですけどね。結果うまくいけばいいんだから。一つ一つどうでもいいよ、イイ加減にね、いいかげんにやってんだけど。」

調子のイイお父さん(笑)!!いろんなことを、のらりくらりとかわしてきたのでしょうね。ただ、優秀なのは事実。バブル期ですが、会社に6億円の利益をもたらした事もあるそうですから!このくらい豪快な感じは、一緒にお仕事をすると楽しそうですね。でも、実際、彼の下で働くのは大変かもしれませんが・・・。今では独立して立派な社長さん!ルールは守らなければいけませんが、キチキチに守っても、ねえ、というところもありそう。”イイ加減”は、良いかも!?

「現場にアタック」近堂かおり

近堂かおりが「現場にアタック」で取材リポートしました。


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