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今週は、元号の平成が30年で幕を閉じ、2019年1月1日から新たな元号にしましょう、と政府が検討しているというニュースがありました。今年は平成29年。平成30年はすぐですが、そもそも、年月日について、元号を使っているのか、西暦を使っているのか、どちらが多いのでしょうか?ちなみに、手元にある新聞一般紙を見てみると、朝日・毎日・読売・東京・日経は西暦が先に表記され、平成はカッコ書きでした。そこで・・・。
「森本毅郎・スタンバイ!」(TBSラジオ、月~金、6:30-8:30)7時35分からは素朴な疑問、気になる現場にせまるコーナー「現場にアタック」!!毎週金曜日は金曜日恒例サラリーマンの声!!今日1月13日(金)はレポーター近堂かおりが『あなたの生年月日を教えてください!』とちょっとしたテストをしてみました!
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現場にアタックレポーターの近堂かおり
金曜日恒例サラリーマンの声。『あなたの生年月日を教えてください!』
★生年月日。西暦で言う?元号で言う?
- ●「昭和43年10月10日です。昭和のほうが慣れているんで。」
- ●「昭和23年2月4日です。例えば、生年月日と言われた時には、これは昭和ですよ。」
- ●「生年月日ですか、昭和42年7月12日です。別に意識したことないですけど、1967年とは言わないですよね。」
- ●「1960年9月11日です。あ~でもやっぱり、西暦で言う方が多いかもしれない。」
- ●「1957年7月1日。普通は昭和で、和暦で言います。今、ちょうど聞かれたんで西暦で言いましたけど。何ででしょうね?とっさに出ました、聞かれたんで。」
- ●「1951年2月21日です。本当は昭和のほうが言いやすいです。今、顔見たらそのほうがいいかなって思って。」
突然、伺ってどっちを言うのか?試してみましたが・・・。
西暦で答えた方 47%
元号の昭和で答えた方 53%
と、結果は、ほぼ半々でした!では、お仕事ではどちらを使っているのか?聞いてみました。
★仕事は元号派!!
- ●「職場でのやりとりは元号が多い。お客様との話の中とか、書類、打ち合わせなんかもそう。何年にありますか?とかいつですか?とか元号の方がすぐにピンとくる。西暦だと何年だろう?とか。自分の生年月日も、ん?何年だろう、という感じですかね。」
- ●「ほとんど年号です。私は年号が好きなので日本の文化でもあるし、それがいいかなと思ってる。僕たちの世代が年号に慣れているから。西暦でもいいんですけど年号もOK。」
- ●「元号が多いです。例えば社内で色々と書いたりする文書は、大体やっぱり元号で書いてます。だから社外に出すのも大体それで出してます。やってる仕事が国内だと元号が多いかな。」
好みや慣れ、というのはありますよね。最後のお父さんのように、お仕事が国内相手なら通じますから。一方で、こんな意見もありました。
★混在してます!!
- ●「西暦を使ってるかな。あ、でも、時と場合によるかもしれない。ケースバイケースで。見積もりとか、そういうのは平成かな。企画書とかそういうのは西暦にしてるかな。無意識に自分で使い分けているのかも。」
- ●「仕事はケースバイケースですね。見積もりとかは元号を使うのが多いですけど、契約の場合は西暦のほうですね。そういうマニュアルになっているんですよね、書式が。」
- ●「曖昧なんですけど、その時その時で意識するっていうか、その形式を見た時にどっちで書くかはそこで判断することが多いので、相手様がどちらを使ってるかによって使い分けたりはしてる。頂く書類にしても、自分が作る書類にしてもどっちもありますね。こんがらがります、だから、どっちが良いんだろうっていうのはあるんですけど、でも、どっちも通用しますからね。」
混在して使ってる人もいました。それにしても、見積書は元号、契約書は西暦って、ややこしい!!先方に合わせて使分けるのもややこしいですね。明確なルールがあるわけじゃなく、前例にならったり、定型の書式を使うので、それをそのまま使っているようでした。こんがらがりますけど、どっちも通用しますからね!そして、こんな会社が多くありました。
★西暦に統一しました!!
- ●「西暦ですね。企画書であるとか、プレゼン資料、社内に提出する書類等は全て西暦です。会社というか、グループ組織が上場することによって色んなものが統一されてきて全て西暦で社内書類等は出すようになっています。」
- ●「西暦で書きます、今、会社は西暦に変えました。両方使ってると分からんじゃないですか?今、何年?みたいな。だから、去年、一昨年に全部西暦に変えました、社内文書は。」
- ●「ほとんど西暦ですね。見積もり書、請求書、あとは会社のシステムも西暦ですんで、統一した方が分かりやすかったと思うし、あと一部電気関係のところもあるんで、それで西暦に統一しているんだと思う。」
- ●「基本的に年月日は西暦で書きますね。やっぱりグローバルに事業を展開しようとすると、平成とか昭和と言っても、海外のお客さんとか現地法人と会話する中で、いちいち変換するのもバカらしいので、基本西暦でやってますよね。」
社内ルールで、西暦を使いなさい、というお達しがあり、西暦に統一した会社も多かったです。しかも、比較的に最近、統一されたようでした。海外相手に仕事するなら西暦のほうが便利ですし、過去を遡るには西暦の方が分かりやすい、というのも納得。昭和49年と言われても何年前か、パッと出てきませんよね。また、昭和64年はどっちだろう?と迷う人もいました。世の中は、グローバル化がどんどん進んでいるのは確実。その波に押されて、やはり西暦を使うようになっていく流れは仕方ないのかもしれませんね。
(取材・レポート:近堂かおり)
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