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Channel: 現場にアタック – TBSラジオ FM90.5 + AM954~何かが始まる音がする~
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金曜日恒例サラリーマンの声 100mの自己ベスト、覚えていますか?

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陸上の男子100mで9秒95の日本新記録を出した山県亮太選手。試合会場の鳥取から飛行機で帰京する際、機内でサプライズの祝福を受けました。機内アナウンスで「中学時代100m自己ベスト12秒00の機長よりお祝い申し上げます」と機長の粋なコメントがあったそうですよ。12秒00!!機長さん、速いですよね!そこで・・・。

「森本毅郎・スタンバイ!」(TBSラジオ、月~金、6:30-8:30)7時30分過ぎからは素朴な疑問、気になる現場にせまるコーナー「現場にアタック」、2021年6月11日(金)は、金曜日恒例のサラリーマンの声。『100mの自己ベスト、覚えていますか?』というテーマで、お話を伺いました。

 

近堂かおりの現場にアタックhttp://radiko.jp/share/?sid=TBS&t=20210611073634

radikoで放送をお聴きいただけます(放送後1週間まで/首都圏エリア無料)

 

★みなさん、よく覚えてます!

●「100mですよね?13秒とか、高3でサッカーやってて、部内では半分くらい、そんなに速い方ではなかったと思います。もっと速い人はいました。」
●「12秒1くらいだっと思いますけど。学生の時、陸上やってました。400mと800mが専門だったんですけども、そもそも100mをやりたかったんだけど、100mだと県大会とかそういうところに出られないので、段々長くなって400とか800mに。最終的には800mで県大会という感じでした。」
●「速かったんで、6秒4くらい、あ、50mです。小学校まですごい太っててすごい遅かったんですけど、中学に入ってラグビー部に入って、ガンガン練習していたら、自分速かったんだなって(笑)(痩せて)そうですね!(笑)」
●「50mしかやったことないです、たぶん、100m走はやったことないです。(50mは)覚えてます。6秒8。いや、普通じゃないですかね、ボチボチじゃないですか、6秒8。男って結構、そういう話するんで(笑)」

皆さん、よく覚えています!特に、やっぱり速かった人は覚えています、自慢気でした!足が遅かった人は、誇れる数字じゃないんで覚えてないです、という人もいました。

★ソウル五輪にも出た卓球選手です!

そして、こんな方に遭遇してしまいました!

●「覚えてないけど、12秒5くらいかな。100mの計測を何回もやってましたんで。スポーツ選手、卓球選手。100m競走とか20キロ競走とか、色んな計測をして、そこで上位に入った人が上がれるという、そういうことをやってましたので、サドンデス大会。選ばれるために必死で走ってました。100mで上位とか、その時は20キロ競走で上位15人だったかな、100人くらい走って。上位10何人が今度は卓球の試合をして、その中で上位8人が台湾に行って、台湾の8人と日本の8人が試合をして上位6人が香港に行って、香港の6人対日本の6人が試合をして、上位4人が中国に行って、中国で向こうの4人とこっちの4人が試合をやって帰ってくるという、段々こう、体力測定から色々やりながら振り落とされていくというサドンデス大会。中国まで行きました。(スゴイ!聞く人が聞けば知ってる方ってことですね)知らない人いないと思います。今がナショナルチームの総監督やってます。卓球界の宮崎って名前を聞いて知らない人いないと思います。」

卓球のナショナルチームの総監督??驚きました~!最初はそんなスゴイ方だとは思わずに、お話を伺っていたんですが、お話が進むにつれて、「この人、スゴイ人なんじゃない??」と。それが、まさかのナショナルチームの総監督!!

改めて、お名前をご紹介しましょう。日本卓球協会の強化本部長も務めている宮崎義仁さんでした。1985年の世界選手権で、シングルス5位!1988年ソウルオリンピックにも出場したオリンピアン!宮崎さんが現役の頃は、こんなサドンデス大会、サバイバルなスタイルの選抜をやっていたんですね。

★勉強と競技がイコール!小学校のナショナルチーム!

もう40年近く前の話だそうですが、体力測定から始まったサドンデス大会。しかし、今は昔と違うようです。

●「今はね、そういう体力測定を基に選手を測るってことを若干、止めていまして、今は子どもの頃から体力測定と、あと勉強ですね。国語と算数、あとは卓球の試合、これの上位者を小学校のナショナルチームに入れる。結果を見ますと、大体30人くらい小学校の選考会をやるんですけど、テストで1位を取った子が卓球の実技のリーグ戦でも1位を取ったりすることが、ほとんど多いですね。頭が良いということじゃなくて、お勉強をしっかりやってる、授業中もしっかり聞いてるということは集中力ですよね。何かに打ち込む集中力、それが技術の訓練でも集中力がある、試合の時でも集中力がある、やっぱり、勉強と競技がイコールになってる。ちなみに、私も世界選手権も出てオリンピックも出てますから、自分を自慢したいってわけじゃないんですけど、卓球というのは頭がないと強くならない、一応私も世界5位になってますんで。(恐れ多い!)何が言いたいか分かります?(笑)」

今は子どもの頃から強化を進めているんですね。宮崎さんが2001年に代表監督に就任した時から改革が始まり、その一つが小学生のナショナルチームを作ることでした。その選考の際、お勉強も大事だと、集中力がある子は強くなるそうですよ。「卓球は頭がないと強くならない」オリンピアンの言葉には重みがあります!

(100mの自己ベストの話はどっかに行っちゃいましたけど・・・(*^▽^*)ゞ 貴重なお話が伺えました!)


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