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Channel: 現場にアタック – TBSラジオ FM90.5 + AM954~何かが始まる音がする~
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腸活食品続々登場

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新型コロナに対して、免疫力を高めて乗り切ろうというわけで、腸の環境を整える「腸活」への意識が高まっています。今年の春発表の調査では、コロナで腸活意識が高まった人が51%、週に1回、発酵食品を食べる人が85%もいました。そんな中「腸活」がテーマの食品が続々と登場しているので取材しました。 5月19日TBSラジオ「森本毅郎・スタンバイ!」(月~金、6:30~8:30)の「現場にアタック」で取材報告しました。

 

竹内紫麻の現場にアタックhttp://radiko.jp/share/?sid=TBS&t=20210519073950

radikoで放送をお聴きいただけます(放送後1週間まで/首都圏エリア無料)

 

まず日本サブウェイ マーケティング本部の今井奈緒美さんのお話。

★サンドイッチで腸を健康に

日本サブウェイ マーケティング本部 今井奈緒美さん
5月26日より、日本サブウェイとしては初の試みで「ヘルスケア」というところに注目した「腸活サンドチキンand チーズ」を発売します。腸活には「善玉菌」と「食物繊維」の二つが大切になります。このサンドイッチ一つで善玉菌の元になるようなゴーダチーズナチュラルチーズと食物繊維がドレッシングに配合されているので、一緒に簡単に摂ることができます。腸活には水溶性と不溶性の食物繊維両方大切かと思うんですけれども、水溶性っていうのが野菜とかその他の食材からなかなか取りにくいものになるので、私達は今回そこに着目して、ドレッシングの中にその原料を配合しました。イヌリンという原料を、一つのドレッシングに食物繊維が摂れるだけの量を配合するというところがちょっと苦労しまして、普段のドレッシングに比べておそらく1.5倍から2倍ぐらい開発に時間を要しました。

サブウェイのサンドイッチは、大きくて食べ応えがあるので有名ですが、こちらは、レタスを敷き詰めた上にトマトの輪切り、そして厚切りチキン、さらにチーズと、やまもりのサンドイッチ。(税込み520円)

ボリューム感も満点(SUBWAYプレスリリースから)

そもそも腸活は「腸内にある様々な菌をバランスよく活性化させることで、健康になる」という発想。そのためには「善玉菌」と「善玉菌のエサ」を同時に食べるのがいいとされています。

この善玉菌を含む食品の代表はチーズなど発酵食品ですが、一方で善玉菌のエサの代表が「水溶性の食物繊維」なんです。そこでサブウェイでは、「イヌリン」という水溶性食物繊維に注目。「イヌリン」は、いくつかの野菜から取れるもので、「腸内のビフィズス菌の発酵や増殖を促し、腸内環境をよくする」ということで、ドレッシングに配合した。

つづいての「腸活食品」は発酵食品の代表「ぬか漬け」。これを応援する新しい「ぬか床」がありました。その名も「CHO美活ぬか床」・・・監修を行った日本発酵文化協会認定講師 浅沼彩子さんのお話しです。

★チューブに入ったぬか床?

日本発酵文化協会認定講師 浅沼彩子 さん
チューブ型のぬか床になっております。従来のぬか床というのは、まず糠床自体を作るという工程が必要になってくるんですね。糠漬け生活をスタートするまでに最低3週間はかかると思っていただいて間違いないと思います。なのですがこの「CHO美活ぬか床」に関して言えば、お手元に届いた瞬間からお使いいただけるというところですね。非常に腸活とか発酵食品、あとは栄養を取り入れる野菜を取り入れるっていうことが身近になったんだよねっていうことをおっしゃってくださってます。

これがチューブ入りのぬかどこ!(プレスリリースから)

こちら、使い方はとても簡単で、きゅうりなどの野菜をラップの上に置き、その上にチューブのぬか床を絞り出し、まんべんなく伸ばします。あとはしっかりラップで包んで冷蔵庫で一晩寝かせるだけで完成です。これは面倒なぬか床作りを飛ばせる、素手で触らないでいいので人気(税込み950円)

直接触らずラップでくるむだけ!

そして最後の「腸活食品」は、こども向けのふりかけ「すくすくふりかけ」です。腸の働きに良いといわれる、玄米・米麹・乳酸菌・オリゴ糖・モロヘイヤを混ぜて、サバ・イワシの削り節で香りや旨味を引き出したということですが、なぜふりかけが腸活なのか?そこは大正創業の老舗メーカーによる原点回帰なんだそうです。株式会社フタバ営業課長の杉野仁治さん。

★すくすくふりかけ

株式会社フタバ営業課長 杉野仁治 さん
吉丸末吉さんという方がいるんですけれども、100年以上前にふりかけを作ったんですけれども、その当時カルシウム不足で、それを補うために何かいい方法はないかというので作ったのが、ふりかけの「御飯の友」というふりかけなんですけれども、もしその方が、今、令和の時代にいたらどんなふりかけを作るだろうか?というところで商品作りを考えさせていただいたんですけれども、今は栄養の偏りとか栄養の取りすぎとか、そういう飽食の時代というも言われてますので、腸活、腸の働きですね、そこのに注目をさせていただきまして、腸の環境に良い原料を使って「すくすくふりかけ」というふりかけを作りました。

こちらは大正時代「御飯の友」というふりかけを作り人気となりましたが、当時は食糧難でカルシウム不足を補うために開発。今は飽食の時代で腸の健康を助けるために開発(税込み660円)。

こちらがすくすくふりかけ(プレスリリースより)

時代もテーマも変わりましたが、100年以上たった今も、主食ではなく、ふりかけという立場から食生活を助けるということでした。

 


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