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Channel: 現場にアタック – TBSラジオ FM90.5 + AM954~何かが始まる音がする~
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地元・浅草で聞きました。正直なところ、三社祭をやりたいですか?

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5月に入りますが、例年5月の第3金曜日から3日間行われる浅草の三社祭。今年は規模を縮小して5月15日と16日に行われます。お神輿は担がずに、1基だけ台車に乗せて人の歩く速さで巡るそうですが、緊急事態宣言が発令され、感染拡大に歯止めが掛らない中、大丈夫でしょうか。そこで・・・。

「森本毅郎・スタンバイ!」(TBSラジオ、月~金、6:30-8:30)7時30分過ぎからは素朴な疑問、気になる現場にせまるコーナー「現場にアタック」、2021年4月30日(金)は、地元・浅草の皆さんに率直な気持ちを聞いてきました。『正直なところ、三社祭をやりたいですか?』

 

近堂かおりの現場にアタックhttp://radiko.jp/share/?sid=TBS&t=20210430073855

radikoで放送をお聴きいただけます(放送後1週間まで/首都圏エリア無料)

 

★やっぱり、やりたいですよ

●「やっぱりお祭りやってほしいです。やりたい、皆そう思っていると思うよ。三社っていうのは浅草にとって切っても切れない一年イベントなので、是非、三社、復活したいんですけど、コロナには勝てませんから残念です。(今年は台車に乗せて1基だけ)そうです。あれじゃ、全然面白くない、やっぱり、百合子さんの嫌いな3密がいいわけですから。」
●「本来はやりたいですよ、生まれも育ちも地元で長い事、江戸っ子でずっとやってきましたから、この伝統的な浅草の行事ですからね、やりたいですけど、まさかにこんなことになるなんてね、思いもしなかったけど、しょうがないんじゃないですか、今回は。(今年は台車乗せて一基だけ)それも担がないですよね、そのくらいだったら、やっぱり皆さん、お神輿は見たいですね。」
●「やりたいですよ。お祭りはもう浅草はお祭りがなくちゃ寂しくてしょうがない。本当に、三社様は皆楽しみにしているんですよ。いつになったら元に戻ってくれるのかな、私、生きているうちに戻ってくれればいいなと思っています。」

地元の人だもの、やりたい気持ちはありますよね。そして、お神輿を担ぎたいんです!大勢でお神輿担いで、ギュウギュウになって、ワイワイやりたい。そりゃあそうです!!だけど、そんな風にやれないのが現状。皆さんもちろん分かってます!やりたい気持ちと現実はかけ離れてしまってますからね。

★やったら必ず密になるから、やりたくない

そんな中、こんな声がありました。

●「やらない方がいいんじゃないかな、やりたくない。それは人が密になって集まっちゃうと、そんな時に無理してやるべきではないと思いますよ。この地域の方は三社のために生きてらっしゃるみたいな方がたくさんいらっしゃるので、もうやったら、必ず密になると思います。」
●「やらない方が良いんじゃないですか。去年もやらなかったしね。(トラックに乗せて)はい、でも、やらない方が良いでしょ、人が集まらない方が良いし、とりあえずね。もうあのウチ、お店を閉めちゃうんでね。もう6月半ばくらいで閉めちゃうんですよ、コロナの影響で、お客さん来ませんから、畳んじゃうんです。
そういう状況ですよ、今、浅草は。」
●「この状況じゃ無理だよね。やりたいのは皆やりたいんじゃない。コロナが無ければね、お客さんくるしね、いっぱい。だけど、全然あり得ないよね、今。三社なんか外でやることだけど、ムチャクチャ密だからね、無理だよ。」

やれば、人は集まっちゃいますよね。去年は延期になり、10月に行われました。この時はトラックに神輿を乗せて巡回したわけですが、その時の映像を見ると、沿道にはたくさんの人がいました。今回も、同じようなことが予想されますから、やりたくない、無理でしょ、という気持ちも分かります。

★お祭りよりも、まずは生活。

今年も、緊急事態宣言の期間が延長されれば、また変更もあり得るということなので、まだどうなるか分かりませんが、そんな中、こんな声もありました。

●「やらない方が良いと思います。とりあえず、まず、感染が収まってくれないと生活が成り立たないんで、そんな祭りごとでワァーワァー無理やりやるよりも、まず、全てを収めてから、ゆっくり祭りごとはやったほうがいいと思います。今のこのゴールデンウィークの状況もそうじゃないですか、緊急事態出てても、皆、遊び歩いてる人は遊び歩いてる、それなのに700人800人とまた増えてる中、遊ぶ、何をやるっていう心境が分からないです。生活出来なくなっちゃうんで、ウチラは。だから、まず、収めてほしいです。それなのに、何百年続いたから、歴史があるからやりましょうっていうのはちょっと、間違っているような気がするんで、私はやるべきではないと思います。」

何百年続いた伝統行事よりも生活。感染が収まってくれないと、生活が成り立たないと。こちら、飲食店ではなく、食べ物を販売しているお店。コロナ前と比べ、売り上げが80%減。これ以上、お客さんがいなくなるとお手上げとおっしゃっていました。

感染を収めるために、まさに、我慢のしどきということですね。お互い、踏ん張りましょう!


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