「流行語」や、「今年の一皿」に「タピオカ」が流行りましたが、きょうは、その次を狙えるかもしれない?徐々に広がる、ある飲み物の話題について、12月12日TBSラジオ「森本毅郎・スタンバイ!」(月~金、6:30~8:30)の「現場にアタック」で志田ディレクターが取材報告しました。
その飲み物とは、こちらです!
★日本初の「クラフトコーラ」誕生
- 伊良(いよし)コーラのコーラ小林さん
- 「スパイスとか、コーラの実を調合した世界で初めてのクラフトコーラを作ってます。クラフトコーラっていうのは、色んな柑橘類とかスパイスとかコーラの実を100年前のレシピにもとづいて、手作りで作っているコーラのことです。伊良コーラの商品は、魔法のシロップといって、原液の状態なので、そのシロップを炭酸水で割って、クラフトコーラとして飲むというカタチです。」
クラフト=手作りということで、「手作りのコーラ」なんですが、開発されたこの方は、その名も「コーラ小林さん」。学生時代からコーラが大好き過ぎて、世界中のコーラを飲み歩いていたところ、ネットで100年前の元祖コーラのレシピを発見、自分で作ってしまった。
もともとコーラは、アメリカの薬剤師=ジョン・ペンバートンさんという方が作った薬の一種という説があり、今回小林さんが作った元祖コーラも、薬ではないが、スパイスなどを調合するようなもの。そんな小林さんは、漢方職人だった、亡きおじいちゃんの後を継ぐ意識で、コーラも調合=漢方のようなものとして、おじいちゃんの漢方の工房=「伊良葯工(いよしやっこう)」の看板を引き継ぐカタチで、「伊良コーラ」というブランドを立ち上げ、去年から発売したら大ヒット。
この「伊良コーラ」は伊勢丹新宿店のほか、ネット通販がメインで原液のビン1本で税込み「2950円」(5~6杯分)で発売中です。
といったこの「クラフトコーラ」次はこんなタイプのものも登場しました!株式会社スナックミー 加藤貴一さんのお話です
★お酒感覚で香りを楽しむ「アロマコーラ」誕生
- 株式会社スナックミーの加藤貴一さん
- 「元々、おやつの定期便をスナックミーはやっていて、そのおやつと一緒に楽しめるドリンクが、ないかなと思ったときに、おやつと一緒に飲めるもので、コーラが思い浮かんで、自分達で、おいしく作れないかなというのがスタート。でも実は僕自身が、コーラ飲まなくて、小さい頃からコーラが好きとかは一切なかったんですけど、コーラの「香り」とかは好きで、あの香りだけをもうちょっと楽しめるような、普通のジュースとは違う、ワインとかカクテルとかのような感じで香りを楽しめる新しいコーラができないかなということで、クラフトコーラを調合しました。」
2つ目はその名も「アロマコーラ」こちらは、元祖クラフトコーラの小林さんの調合とは違い、似てるけど、まるで、お酒を楽しむように、コーラを色々割ったり、香りをメインに楽しんで飲むようなクラフトコーラを提唱。
こちらもネット通販となりますが、原液ビン3本で税込み1680円。
では、こうしたクラフトコーラ、街の人はどんな反応なのか?飲んだことのある人、初めて聞いた人の反応からこんな声が出てきました。
★クラフトコーラはコーラ好きにたまらない!そして街おこし提案も?
- 男性1
- 「コーラ好きです。コーラ歴25年くらい。すごいっすねこれ、広がると思う。」
- 男性2
- 「大好きです。コーラ さっきまで飲んでましたコーラ。結構、部活終わりとかは、めっちゃ飲みます。スポーツドリンクよりコーラ派。コーラはカラダにいいっすね、コーラ飲むと頭さえるんで!クラフトコーラってめっちゃ興味ありますね。クラフトビールもいいっすけど、クラフトコーラもコーラ好きとしては飲みたい。」
- 女性
- 「そんなコーラに世界があったのは知らなかったので、びっくりした。たかがコーラだと思ってました、なめてました。なんか、コーラきっかけで、街おこしとかそういう街が元気になればいい。ご当地とかでつながってたら楽しいと思う。集めてみたくなるかも、面白と思う。」
コーラ好きは街中にかなり多い!それだけに、新しいテイストに大興奮!男性はとにかく好きっす!ばっかりだけど・・・女性は冷静に分析。もしかしてこれ「街おこし」のツールになるんじゃないかな?という声がありました。そこで、せっかくですから、再び、コーラ小林さんにこの話をすると、実はこんな動きがありました。
★徐々に広がりつつ全国津々浦々のクラフトコーラ
- 伊良コーラのコーラ小林さん
- 「伊良コーラがクラフトコーラって言い始めてから、少しづつ日本中で、手作りのコーラを作るカフェとか、少しずつメーカーも増えているので、日本発祥の文化として広がりそうな兆しは見えているかなと思います。例えば、地域の柑橘類を使ったり、スパイスを入れ込んでシロップを作ることもできるので、それで地域ならではの味を作れるかもしれないですね。ちゃんと後々ゆくゆくは、クラフトコーラがどういうものかというのを作り方とか工房とかの技術も含めて、日本全国に伝えていきたいなと思っています。」
実は、徐々に広がり始めていて・・・すでに、北海道でも(十勝夕暮れコーラ)や、熊本で(熊本クラフトコーラ)・・さらに、東京でもカフェオリジナルコーラ・・・といったように、地域ごとの名産などを入れて作るクラフトコーラが拡大中なんです。こ
れは、もしかすると、「タピオカ」の次に流行るかもしれない予感のする「クラフトコーラ」でした!