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Channel: 現場にアタック – TBSラジオ FM90.5 + AM954~何かが始まる音がする~
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納税もキャッシュレス時代!神奈川県がキャッシュレス都市宣言発表

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プロ野球の楽天が、ホームスタジアムでの完全キャッシュレス化を導入したり、喫茶店チェーンのプロントがキャッシュレス店舗をオープンさせるなど、いま、あらゆる場所でキャッシュレス化の動きが加速していますが・・・

ついに「納税」もキャッシュレス時代に突入しました!キャッシュレス納税の実験を始めた神奈川県の動きについて、1月21日TBSラジオ「森本毅郎・スタンバイ!」(月~金、6:30~8:30)の「現場にアタック」で、レポーター田中ひとみが取材報告しました。

 

納税もキャッシュレス時代!http://radiko.jp/share/?sid=TBS&t=20190122073512

radikoで放送をお聴きいただけます(放送後1週間まで/首都圏エリア無料)

 

神奈川県で始まったキャッシュレス化に向けた取り組み、詳しいお話を、神奈川県・広域連携化の西海裕之さんに聞きました。

★神奈川県「キャッシュレス都市」とは

神奈川県・広域連携化 西海裕之さん
いまキャッシュレス化の波が高まっている中で、昨年の11月13日に『キャッシュレス都市KANAGAWA宣言』を発表した。あくまでも県民の便利な生活がメインにあるが、労働力不足の中での生産性の向上も、宣言をした大きな2つの理由です。
森本毅郎スタンバイ!

神奈川県庁で取材しました(本庁舎は改修工事中でした)

森本毅郎スタンバイ!

「キャッシュレス都市(シティ)KANAGAWA宣言」

神奈川県としては、キャッシュレス化による利便性や様々な事業者の人手不足解消にも繋がるだろうと考えて、「キャッシュレス・シティ・神奈川宣言」を発表したそうです。

★都道府県で全国初!LINE Payで納税できる

今月10日から、具体的な取り組みも始まっています。税務指導課の花上美智子さんのお話です。

神奈川県・税務指導課 花上美智子さん
県の税金の徴収の事務を取り扱っている関係で、LINE Payの仕組みを利用して、自動車税・個人事業税・不動産取得税の3つの県税をLINE Payできる。金融機関まで出向かなくても、自宅で時間の制限なく税金を納付できるサービスです。県税の納付を始めたのは、都道府県としては初めてとなります。

今回、納税が可能となった3つの税金は、これまでもコンビニやクレジットカードによる支払いも可能だったのですが、今月から新たな支払い方法の一つとして、LINE Payによる支払いもできるようになりました。LINE Payは、SNSサービスの「LINE」にある機能で、LINE Payに登録している人は予めお金をチャージしておけば、自宅に送られてくる納付用紙に掲載されているバーコードを読み取ればOK。簡単に納付することができます。

★自宅で納税、簡単で良い?

まさにキャッシュレス都市としての動きの一つと言えそうですが、では神奈川県民の方々は、この新たな納税方法をどう見ているのか?聞いてみました。

●「あんまり使った事がないので必要ないかな。LINE自体が分からない。
●「どうなんですかね?税金を?良く分からないけど便利だろうけど、チョット不安もある。
●「初めて知って驚いたけど、これからはそういう風に変わっていくのかな。最近は税金もコンビニで払える。便利になれば払う側も楽になる。
●「家で出来るのは楽。娘がすぐにグズるので、使いたいです是非。
森本毅郎スタンバイ!

武蔵小杉で、神奈川県民のみなさんに聞きました

色々な意見が出ましたが、実はLINE Payを使った税金の納付については、大阪市や千葉県市川市など、市区町村単位の自治体ではすでに取り入れられているそうです。

★事業者への説明会も好評

ただ、神奈川県は「キャッシュレス都市」を宣言しているだけあり、納税以外にも県内のキャッシュレス化に向けた取り組みを既に始めています。担当する、商業流通課の和田功二さんに詳しいお話を伺いました。

神奈川県・商業流通課 和田功二さん
昨年の12月10日に、商店などの事業者向けに、キャッシュレスサービスを提供する事業者が、説明会・個別相談会を実施した。説明会に参加した人にアンケートを取ったところ、「説明会を聞いてキャッシュレス化を推進したいと思った、少しでも思った」という回答が89・5%もあり、皆さん関心を高く持っていると感じています。

説明会には県内の事業者120人余りが参加したそうですが、出だしは好調のようでした。また、茨城県もキャッシュレス関連の事業者と連携協定を結んだりと、キャッシュレス化を推進している県は今後も益々増えそうです。

★住民には正確な情報提供を

和田さんは、今後の取り組みについて最後にこんな思いを聞かせてくれました。

神奈川県・商業流通課 和田功二さん
いま、新聞などで百花繚乱で様々な情報がある中で、事業者の方は混乱気味な所がある為、行政として正しい情報を分かりやすく説明していくことが第一だと考えている。参加された人の意欲や関心も高く高評価で、今後も機会を設けて事業者の方に情報手強や普及活動をしていきたいと思います。

導入を推し進める為には、正確な情報を住民に説明していく必要があると話していました。

田中ひとみ

田中ひとみが「現場にアタック」でリポートしました!


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