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Channel: 現場にアタック – TBSラジオ FM90.5 + AM954~何かが始まる音がする~
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非電動アシスト自転車?「世界初」のハイテク自転車最前線!

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人気の電動アシスト自転車が進化しています。ついに「非電動」アシストまで登場!そんな「世界初」のハイテク自転車について、12月13日TBSラジオ「森本毅郎・スタンバイ!」(月~金、6:30~8:30)の「現場にアタック」で取材報告しました。

 

非電動アシスト自転車?「世界初」のハイテク自転車最前線!http://radiko.jp/share/?sid=TBS&t=20181213073346

radikoで放送をお聴きいただけます(放送後1週間まで/首都圏エリア無料)

 

一つ目はこんな世界初の自転車。バイクラボの田中生さんです。

★世界最小!折りたたみ電動アシスト自転車

バイクラボ 田中生さん
折りたたみ自転車「A‐bike」に力を入れています。世界で一番小さくなって、電動アシストもついた、かなり特徴のある自転車です。小さく畳んだときの大きさが、かなり小さくなります。世にある折りたたみ自転車は意外と畳んでも小さくなく、自宅のどこにもはまらなくて、畳まないでそのまま外に置いてしまう方が多いと思いますが、「傘立て」くらいの大きさなので、これは畳むと下駄箱の隅とか、そういうところにもはまりますし、あとはノーパンク仕様ですので、メンテナンスもいりません。

一つ目の世界初は世界最小に畳める電動アシスト自転車=名前は「A‐bike」です。もともと「イギリスのスティーブジョブス」と呼ばれる発明家が開発!それを、許可を得て、日本仕様に作り直して販売!バイクラボさんでは店頭販売のみですが、ネット通販で扱っている所もあります。

特徴は3つ!

  1. 小さく畳めて持ち運べる=70×40センチ(一泊用のスーツケースサイズ)
  2. 通常の電動自転車と同じくらいのスピードが出る
  3. タイヤがパンクしないノーパンク!

ただ、田中さんはこれで、すぐに飛びついて買わないでほしいと謙虚なんです。注意点として、タイヤがCDくらい小さいので、ハンドル操作が難しいのと、世界最小に畳めるので、持ち運べるんですが・・・12キロとちょっと重いんです。そしてお値段が「14万6300円」と高いので、ぜひお店で試してほしいとのことでした。

ですが!楽天ネット通販では「電動アシスト自転車部門」で、堂々1位を獲得しています。

★電動アシスト自転車には問題点も

さて、こうした電動自転車は「買いたいけど、ちょっと」という人も結構多いようです。その理由は何か?街で電動自転車を検討している人に伺うと、大きく3つのポイントが出てきました!

●「一度乗ったことあるけど、走るときにスピードがいきなり出て怖いかなって。
●「値段。今安くはなってきてるけど…あと充電のこととか考えると考えずにすぐ乗れる普通の自転車の方が便利。子供がいて、生活していると、それを気にすると、忘れてしまうので・・・
●「メンテナンス大変だし、値段が15~16万だよね、お値段高い。15~16万円あったらゴルフやりたい。1回1万円だから、16回できる。

電動アシスト自転車は、当然ですが、バッテリーの充電が必要です。残り電池わずかのときに、子供の面倒とかに夢中になるとついつい充電忘れますよね。それで、走行途中にバッテリーが切れて重たくなって大変な目に遭ったという人、多いのではないでしょうか・・・・

それから、やっぱり値段が高いんです。(最新の電動自転車は7~8万円もあるけど高い)ここは悩みどころですね。

★世界初!「非電動」アシスト自転車!

そんな悩みのすべてに答えたもう一つの「世界初」の自転車がありました。株式会社サイクルオリンピック社長の古屋直隆さんのお話です。

株式会社サイクルオリンピック社長 古屋直隆さん
前のギア(チェーンがかかっている歯車ですね)を「ギアクランク」と言いますが、ここにフリーパワーという特殊な構造を採用しています。このギアの内部に、シリコンゴムが5つ内蔵されています。自転車のペダルを踏み込んだときの力で内蔵されているシリコンゴムが圧縮。で、ペダルを踏みこむ力がかけられない、真上と真下になったとき、圧縮されたシリコンが反発。そうすることで、チェーンをひっぱる、つまり推進力にかえるメカニズムです。電池やモーターを使っていませんので、充電などのメンテナンスは不要です。

2つ目の「世界初」は「充電のいらない世界初のアシスト自転車」。人力アシストというのか、非電動アシストというのか・・・自然に力が出て自転車が進むから「フリーパワー」と名づけて売られています。

自転車のチェーンがかかる歯車=ギアの中に、穴の開いたトローチのような形のシリコンが5つ入っています。それが、ペダルを踏み込むとつぶれて、ペダルが時計の12時と6時の所に来た時、反発してギアをまわす=アシストする力になるんです。これで、まるで「電動アシスト自転車」同様の力でスイスイ自転車が進みます。

フリーパワーサイクル

フリーパワーサイクルの仕組み(サイクルオリンピック公式HPより)

今年3月から発売していて、先月までにすでに1万1000台の販売していてお値段も4万円台とかなりお手頃・・・

ということですが、本当にそんなにいいのか?実際、私も試乗してみました。

★竹内キャスターが体験!

●「(試乗の様子)今からフリーパワーの自転車に乗ってみたいと思います。急な坂があるので、この自転車でのぼってみたいと思います!すっご!速い!すごい楽ー!わー!

・・・すごい、としか言えないんですが、とにかく、まるで電動アシスト自転車のような感覚です。すごくほしくなりました。

こちらは店頭販売のみなので、興味ある方は「サイクルオリンピック」にお問合せください。

ちなみに・・木曜は定休日なのでご注意ください。

そして、このフリーパワー、すごいのはこれだけじゃない。再び古屋さんです。

★フリーパワーは「あと付けOK」

株式会社サイクルオリンピック社長 古屋直隆さん
ギアは今、乗っていらっしゃる自転車に、後から取り付ける販売方法を考えました。一般的に皆さんが乗っている、ほとんどのモデルに後から搭載することが可能です。ギアは、1枚9000円、1万円、1万1000円の3つのタイプがあります。今お乗りの自転車に後からお付けする場合は、それに3000円の工賃を頂戴します。ですが、工賃を頂くんですが、新品のチェーンとペダルの交換をサービスします。

自転車なんて、ありきたりで電動自転車が最大の進化だと思ってたけど企業の努力で「世界最小」だったり「充電不要で電動並み」とかまだまだ進化の余地があるんですね・・・すごい!


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