今日、注目したのはコチラ!
- 「男には負けると分かっていても戦わないといけない時もある」
石破さんが出馬会見で語った言葉です。お!?石破さん、カッコいいこと言う!と思ったら、これ、元々は松本零士さんの「キャプテンハーロック」が言った名言でした!!
「森本毅郎・スタンバイ!」(TBSラジオ、月~金、6:30-8:30)7時30分過ぎからは素朴な疑問、気になる現場にせまるコーナー「現場にアタック」、9月4日(金)は、金曜日恒例サラリーマンの声。
『男には負けると分かっていても戦わないといけない時もある、この気持ち、分かりますか?』をテーマに、街でみなさんにお話を伺いました。
★大変よく分かりますね!
- ●「大変よく分かります。何ていうかな、やることに意義がある。勝つことが目的じゃないから、勝負は勝ち負けだけじゃない。」
- ●「分かります。自分の自尊心を満たすために、負けても得られるものがきっとあると思います。」
- ●「分かりますよ。自分の自己満足。自己満足で誰に認められなくてもその時の充実感さえあればという意味で。」
- ●「分かりますね。僕の場合は自分が信じてることのために負け戦に行く場合はある。だからそれで悔いなし。」
- ●「なんとなく。だって仕事であれば、出来レースだと分かってても参加しないわけにいかないというのがあるじゃないですか。うーん、義理を果たしたとか、自分の意地は通せたとかそんな感じ。人生のうちに何回かあるんじゃないですかね。例えば、好きな彼女がいて、彼女は向こうの人が好きだと分かっててもいくじゃないですか、悔いが残らないように。」
実に多くの人が「分かる」と。なぜ、負けると分かっていても戦うのか?それは【後悔しないために】、【自己満足のために】、【自尊心のために】、【意地のために】、ということでした。
自分はちゃんと戦ったんだ、というのが重要なのでしょうね。たとえ負けても、戦った証は残りますから。これが、男の美学、ということでしょうか。
★ちょっと分かんないっす!
しかしながら、逆の意見もありました。
- ●「ちょっと僕には合わないかもしれない。うーん、やっぱりあんまり無駄な戦いはしないほうがいいかなっていうのもある。もっと勝負する時はある程度、勝ち目がある時のほうがいいかな。確実に負けるって分かっていたら、もうちょっと考えてから行動に起こしたいなって感じはした。」
- ●「ちょっと分からないです、僕にはスイマセン。戦わないんですよ、僕。争い嫌いなんで、そもそもが。」
- ●「ちょっと分からないかなって感じ。負ける勝負ならしないかなって感じです。」
- ●「ちょっと分からないですね、僕には。あんまり深いこと考えて生きてないんで、勝算がなかったら戦いません。無駄な抵抗はしない主義です。無駄なエネルギー使いたくないので。」
分からない派のみなさん!少数派ですが、いましたね。声を聞いてお分かりになったと思いますが、皆さん、若い!若者はかなりドライですね。【無駄なエネルギー使いたくない】って言っていましたものね。
石破さんの言葉は、もしかしたら、昭和の時代の美学なのかもしれませんね。もしかしたら、令和の時代には通じない美学なのかも・・・。
★負けるなら最小限に負ける、カッコよく負ける!
最後に、こんな声がありました。
- ●「それはあるでしょうね。うーん、例えば今負けても戦うことで味方は、その後のやる気が継続するとか、ここで引いちゃうと皆の士気が落ちるとか、そういうのはあると思いますよ。だから、負けるなら最小限に負ける、あるいはカッコよく負ける。会社でもそうじゃないかな。このライバルと競り合って、この勝負は負けると分かってても次に繋ぐような負け方をするということ。戦わなければ相手も見下すわけですね。戦ってこっちが力を発揮して負けても向こうはちょっと次の時、あんまり調子に乗れなくなる。だから相手をたたく意味もあるし、それは大切。」
負けるなら最小限に負ける、あるいはカッコよく負ける!なるほど。負けにも美学がある、ということですね。